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がん保険比較の5つのポイント がん保険を選ぶ上で注意すべき5つのポイントの保障の違いをわかりやすく解説!

がん保険比較の5つのポイント

がん治療には次のような特徴的なリスクがあります。

  • 高額な治療費 (大規模な治療や手術、抗がん剤・ホルモン剤など高額なものが多い薬代)
  • 長期の治療・療養期間 (再発・転移のリスクがあるため、検査や通院治療も多い)
  • 医療費以外の資金リスク (治療中や療養中の収入減、サプリメント代、かつら代、など)

がんに備える為には、これらのリスクに対応した保険を選ぶことが大切です。
がん保険を選ぶ際には、5つのポイントをもとに比較検討することをお勧めします。

がん保険比較の5つのポイント

診断給付金

診断給付金はがんと診断されたときに受取ることができる給付金で、入院日額の100倍の金額に設定されているのが一般的です。 (日額10,000円のプランならば100万円)

使い道が限られないお金としてまとまった額の給付金が支給されるので、抗がん剤などの薬代や医療費以外の資金リスクなど、必要に応じて様々なことに有効活用することができます。

診断給付金の比較
上皮内新生物への給付 ( 悪性新生物と同額>少額(1割など)>対象外 )

上皮内新生物(上皮内腫瘍・がん)とは、上皮の内側にできているごく初期状態のがんです。放置しておけば進行して悪性新生物になる可能性がありますが、治療すれば再発や転移の危険性がほとんどないことから、保険会社によっては対象外としている会社もあります。

リスクはゼロではないという点や、給付条件のわかりやすさという点から考えると、上皮内新生物であっても同額を受取れるタイプの方が安心です。

給付の条件 ( 診断確定>要治療(手術)>要入院 )

診断給付金の受取りには保険会社によって条件があります。がんと診断された時点で受取れるもの以外には、治療(手術)や入院が必要なものがありますが、最近では治療法の進化により入院を伴わない手術や、手術以外の治療法(放射線、抗がん剤、など)も増えてきていますので、診断確定のみで受取れるタイプの方が安心です。

受取れる回数 ( 複数回> 1回のみ )

診断給付金の支給回数は、保険会社によって1回(初回)のみ受取れるものと、複数回受取れるものがあります。がんは再発や転移のリスクが恐い病気であり、再発や転移を繰り返すほど治療費の総額は高額になっていくので、複数回受取れるタイプの方が安心です。
※診断給付金を複数回受取れるタイプの保険にも、2年に1回などの条件があります。

通院給付金

がん治療と言えば、昔は入院を伴う手術が当たり前でした。しかし、医学の進歩に比例して、日帰りで行える手術や、外来(通院)で行える治療法(放射線治療や薬物治療)が増えてきています。

現在では、がん治療における外来患者数は入院患者数を上回っていて、今後はより外来治療が増えることが予想されます。このため通院への保障も、がん保険選びの重要な要素の一つです。

通院給付金の比較
入院を伴わない通院 ( 対象>対象外 )

入院を伴わない通院は、旧来型のがん保険では対象外となっていますが、近年販売が開始されたがん保険では、所定の治療(手術、放射線、抗がん剤・ホルモン剤などの薬剤)を受けることを条件に、入院を伴わない通院(往診を含む場合もあり)を対象とする保険が出てきています。

外来(通院)のみの治療が増えてきていることを考えると、入院を伴わない通院が保障されるタイプの方が安心です。

入院日数の条件 ( 入院1日>5日以上>20日以上など )

がん保険の通院給付金は、入院を条件として支給されるものが多くなっています。また、対象となる入院の条件も保険会社によって異なっているので注意が必要です。
入院日数についてはより少ない物を対象としている方が安心です。
※入院前の通院が保障対象となるかどうかも重要な判断材料の一つです。

特定治療給付金

特定治療給付金とは、特定の治療を受けた際に支払われる給付金です。他の保障では補いきれないリスクに備えるという意味では、高額な薬も多い抗がん剤に対する保障は、あると安心の注目すべき保障の一つです。

特定治療給付金の比較
抗がん剤治療給付金 ( ある>ない )

抗がん剤治療に対する給付金は、非常に手厚く高額な保障も多くなっていますが、その分保険料も高く、保障そのものが選べる保険がまだまだ少ないというのが現実です。

また、終身型のがん保険についても、抗がん剤治療給付金については定期型(10年更新など)となっているケースがほとんどで、保障を一生涯継続できないことや、更新のたびに保険料が上がること(更新後の保険料を事前に調べておくと安心)を理解したうえで検討することが重要です。

先進医療給付金

がん治療には公的医療保険の適用外の治療があります。厚生労働大臣の承認を受けた高度先進医療はその一つで、基本的に治療費は全額が自己負担となります。高度先進医療には一部高額な治療法も存在し、「固形がんに対する重粒子線治療」は300万円程度の費用がかかります。

標準的な治療法ではなく、受けることができる医療機関も限られるため、利用する機会はあまり多くはありませんが、月に百円~数百円程度の保険料で付加出来るので、契約しておくと安心です。

先進医療給付金の比較
先進医療給付金 ( ある>ない )

高度先進医療は特約として付加する保険がほとんどで、旧来型のがん保険にはない保障です。 技術料の実費(かかった費用と同額)を保障するものから、一定額を保障するものなど様々なので、保障内容には注意が必要です。

※終身型がん保険でも先進医療特約のみ更新となる場合があるので注意して下さい。
医療保険で先進医療保障が付いているタイプのものに加入している方は、がん治療に関する先進医療保障も含まれています。保障の重複には気をつけて下さい。

保険料と保障内容のバランス

これまでにがん保険選びのポイントを4つあげてきましたが、一般的には、保険会社が同じならば保障内容が充実すればするほど保険料は高くなります。

がんは50代後半から80代半ばにかけて患者数が多くなっており、一定の年齢になるほどリスクが高まる病気なので、保険料と保障内容のバランスを考え保障を継続できる(保険料の支払いに無理がない)ものを選ぶことが非常に重要です。

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